【鞆の浦観光鯛網2020開催中止】 鯛網船から見た景色とは！？/福山市鞆の浦

鯛網船から見た鞆の浦観光鯛網の景色とは！！

※２０２０年（令和２年）５月１日～５月３１日まで開催を予定していた「福山・鞆の浦観光鯛網」は，国内での新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため開催の中止が決定しました。

鞆の浦で毎年５月に行われる福山イベントの『鞆の浦観光鯛網』。

２０１７年５月２０日にはテレビ番組『朝だ！生です旅サラダ』でも観光鯛網は紹介されました。

観光鯛網と言われてもなかなかイメージできない方も多いかもしれません。

実際に自分も鞆港より鯛網船が通り過ぎるシーンしかみたことがありませんでした。

今回は特別に鯛網船に乗船させていただき間近に見えた観光鯛網をご紹介。

鯛網は５月上旬から下旬に開催され平日は１３時３０分から、日祝は１０時半からと１３時３０分より行わています。

観光鯛網の乗船場所は仙酔島なので鞆港から平成いろは丸に乗船し仙酔島へ渡ります。

開始時間になると太鼓とともに乙姫様が大漁の儀式を行います。

次は乗船する皆様へ餅の振る舞いがあります。

その後観光船に乗船となりますが数名限定で地引網体験ができるため鯛網船に乗船できます。

いざ大漁目指し出航！

緊張のなか船は思っていたより揺れバランスが取りにくく感じましたが漁師さんがこの日は波が穏やかだと言っていました・・・

海の上を『エイホー、エイホー』と掛け声のなか進んでいきます。

乙姫様も別の船に乗り海を渡り観光船に手を振り舞っています。

ここで余談ですが観光鯛網の乗船時間はおよそ１時間３０分ほどですが乙姫様は常に観光船に手を振る舞っていた気がします。船に乗り手を振り続けるなんてなかなかできないこと、頭が下がりました。

さて、鯛網船は弁天島を横切り鯛網のポイントへ

鯛網船が円を描くように二つに分かれ鯛網を張っていきます。

そして漁師のみなさんが力を合わせ網を引いていきます。力強く網を引きあげる姿は漁師ならではの職人技ですね！！

この日に鯛網船に乗船した一般の方も鯛網引き体験、外国の方も参加されていました！！

鯛はどうなっているのか？？観光船と乙姫様も大漁を見守ります。

網が次第に上がり鯛がかかっているのがみえてきました！

 

そして鯛網船の横に観光船をまさかの横付け！！

とれたての鯛は船の上で即売されお客さんは鯛網船に渡る事ができます。

その後、観光船は鞆港に戻り鞆の浦観光鯛網は終了となります。

帰りの観光船の中では鞆港を降りてからの鞆の浦史跡めぐりも募集してますよ！

言葉ではイメージできなかった観光鯛網の素晴らしい伝統。今回、観光鯛網を目の前で撮影していて海の上で行う漁師の網引き、波のすごさなどなど観光鯛網を目の当たりにさせていただきました。

観光鯛網は実はなかなか福山に住んでいても観光鯛網を経験していないという声もよく聞きますのでぜひとも一度体験してほしいですね。

〇鞆の浦観光鯛網
開催日／２０２０年５月１日（金）～５月３１日（日）
時間／平日（月～土）１３時３０分～／日・祝１０時３０分～、１３時３０分～
料金／大人（高校生以上）２８００円  小・中学生１４００円
お問い合わせ／０８４-９２６-２６４９（福山観光コンベンション協会）

観光鯛網～漁師の背中～

※別角度からみた鯛網記事はこちら

【福山市観光鯛網】鞆の浦～２０１６観光鯛網～

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